2006年12月6日(水)


朝、向えの人の世話をする音で目覚める。4時45分だった。向えの人は縫合不全があったらしく、痛止めが切れるたびに「痛い、痛い」と唸っているし、起き上がれないので排便もオムツのようで四六時中看護士がお世話している状態で出入りが結構激しい。まだ、時間が早いので寝入るが7時前に起こされ、検温と術前採血を行う。


朝食後、回診が終了し看護士さんが手術時の持ち物チェックと名前が記入されているかチェックに来たが、名前を入れ忘れていたし、タオルは当日で良いと思っていたので慌てて嫁さんに電話し、急遽持ってきてもらった。一旦、嫁さんは帰り、また、夕方、子供たちと一緒に来ることになる。


午後、明日の手術のために下の毛を剃る。ネットで読むと脱毛クリームを塗って擦って剃っているようだが、この病院は電動シェーバーでアバウトに剃る。下も全部かと思っていたら、お腹からお臍まわりを全部、下は少しだけだった。お臍の掃除はベビーオイルのようなものをたらして綿棒でクリクリと掃除した。その後、手術担当の若い医師が問診に訪れ、あれやこれや色々と聞いて帰った。毛も剃られたので最後のシャワーを浴びてベットに戻ったら、嫁さんと子供たちが到着する。「今日はお父さんと一緒にご飯を食べたい」と嬉しいことを言ってくれる。この病院は病棟での飲食や家族の面会にはかなり甘いため助かります。18時の夕食が近づいて来たので、下の売店でお弁当を買ってきて、ベット横の小さなテーブルで4人一緒にご飯を食べる。18時40分のバスで子供たちは帰り、いよいよ切腹モードに入る。


20時頃、渡された下剤を飲む。スポーツドリンクを思いっきり濃くした感じの飲み物で200mlを1本だけのむ。大腸の人はこれを2000ml飲むそうな。


消灯直前に麻酔医の先生が尋ねてこられ、麻酔に関する説明と硬膜外麻酔を打つ場所の確認、それらに同意する旨の署名を求められて帰られた。


この日も安定剤を飲み、夜はぐっすり眠れた。


この日の体重:計らず
朝食:パン3個、ジャム、サラダ、野菜ジュース
昼食:ご飯、茄子の煮物、魚のあんかけ、小鉢、オレンジゼリー
夕食:ご飯、デミグラソースハンバーグ、玉子スープ、筍の煮付け、漬物
来客:嫁さん、息子、娘