先日、健診で久しぶりに胃カメラ(鼻)を実施。何と2、3分ぐらいで終了でした。
先生も「食道から十二指腸まで何もありません。綺麗なもんです。」と写真を見せながら説明してくれました。
腹部エコーは念入りにやっていたので何かあるかは後日。
ところでここ数年、持病の「腰椎すべり症」が悪化して整形通いしていたら、なんと50肩を両肩で発症して1年ぐらいヒアルロン酸注射とリハビリで、ここ2ヶ月は痛みもほとんど無くなりやっと解放された。
酷い人は10年以上悩まされるそうな。
それにしても肩が上らない、回らない、腕が引っ張られる痛さは経験しないとわからないもの。
医療費だけで破産しそうな昨今です。
まもなく丸9年
先日、会社の健診の際、健診センターの診察医の先生から「丸9年か、もう合格だわ。ちょっと体格が良すぎるので他の病気にならんようにせなあかんぞ。」と言われて、がん患者としては卒業のようです。
それにしても毎年毎年何か起こるもので、先月中旬、母がお世話になっている特養から朝電話があり、「お母さん、朝からロレツが回らないので今から病院に連れて行きます。たぶん、大したことないと思いますが、後ほど電話します。」とのことだったので、嫁さんに後を託して自分はそのまま出勤。
ちょうどその日は午前中から郊外の客先へ行っており、10時半頃に嫁さんから「お母さん、脳梗塞で入院することになった。今から病院に行くので詳細分かったらまた連絡する。」で一旦電話を切る。
お昼頃、再度電話があり、嫁から要領を得ない説明で痺れを切らした主治医が変わって出て色々説明を受けて決断を迫られる。
説明とは
・高齢なためカテーテルを入れても血管を傷つける可能性もあり大変難しい手術になる。
・認知症がかなり進んでおり、うまく行っても、脳梗塞の後遺症と認知症の影響で胃ろうなどの処置の可能性もあり、この先の生活を考える必要あり。
・今のまま、点滴で血栓を溶かすことに期待するか。
・いずれにしても命の危険性があり覚悟して下さい。
・カテーテルを実行するか、点滴でそのまま流れを任せるか決めて欲しい。
で、自分としては母の認知症がもう10年以上に及び脳梗塞前も車椅子の生活で、既に我が子のこともわからずだったので
無理して(胃ろうや植物状態)生きながらえるよりは83歳まで良く生きたということにしたいと思い点滴で流れに任せること選択。
そして、一旦会社へ帰り状況説明をして直ぐ病院へ。病院に着いたらなんと動かなかった右半身が少し動かせるのと、ロレツが回らなかった言葉が若干変ではあったが聞き取れるように回復しており、主治医も「奇跡的」と仰って、たぶん、このままうまく行きそうとの所感をもらいました。
それから3週間入院し、食事も完食、ご機嫌な時は歌を歌って良く喋るようになってました。結果的に目出度く施設へそのまま帰れることとなり、家族が安堵しました。
6年経過
老眼が進んで、最近はモニターを見るのも辛くなってブログの更新を怠りすみません。
さて、生きてます。
胃ガンのその後は毎年秋の胃カメラでケアしています。特に悪い知らせはありませんが、
昨年12月に実施した胃カメラで初めて「逆流性食道炎」のプチ症状を捉えました。
最近の体調他をまとめると
1.肥った。体重はそれほど増えていないが下腹部に脂肪がいっぱい。
2.手足の指先が冷え性となり、最近の寒さで更に冷え性がUPUP。
3.酒の飲みすぎが原因と思うが、血糖値と尿酸値が少々UP。
4.排便の頻度が上がって、日に4,5回は便座に座ってます。
こんなところか。
あと、昨年3月に親父を見送りました。
母も介護4で特養です。でも、母は自宅にいるときより施設の皆さんと
楽しそうでした。
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術後5年を経過しました。
その後、再発もなく無事に過ごしています。
年1回の胃カメラも問題なくです。ただ、毎年、健診では胃レントゲンで2次検査の通知が来て、
その後の胃カメラでも異常なくて単なる金儲け主義化と疑ってしまいます。
さて、術後に変わったこと、変わると思っていたが変わらなかったことを整理すると
(変わったこと)
・術後、2年ぐらいのとき顔や背中の皮膚が荒れてしまいかゆいかゆい。
皮膚科へ行ったら「自分の脂に負けてしまっているから」だそうです。
手術とは関係ないと言われたが栄養の吸収パターンが変わったからと自分では思っている。
・喉の違和感が出ているが、未だに原因不明です。喉頭、甲状腺、食道、胃、肺の全てにおいて
異常なし。血液検査、腫瘍マーカーにも異常なし。不思議だ。
・下痢し易くなった。その影響か、9月に肛門に大豆ぐらいの大きさの膨らみができ、
お尻が突っ張るような鈍痛が出て、生まれて初めて肛門科の門を叩く。
診断は「イボ痔」で外痔だそうで、1ヶ月間、注入軟膏で治療してとりあえず手術せず済む。
(変わらなかったこと)
・食生活でお酒が飲めなくなるとか、あれが食べれなくなるとかネット上での経験談で
多少なり覚悟してましたが術前とほぼ変わりません。ただ、お餅とゴツイ蒟蒻だけは
避けています。
・ダンピング症状も入院中に1回、自宅静養中に数回あっただけで今はありません。
・痩せると思っていたが、確かに術後半年ぐらいは痩せてましたが、今はリバウンドで
何と元通りです。これはショックかな。
ということで普通に生活しています。
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喉の違和感が消えません。昨日、月1の診察日だったので先生に
「喉の違和感が消えません。何でしょうね。」と尋ねたが明快な回答が
あるはずもなく愚問だったか。
ただ、以前からの胃カメラの写真を見る限り、「胃内部がテカテカで
相当胃酸が出ているのは間違いない。やはり逆流性と思うが、パリエット錠も
処方の限界期間が来ているので一度漢方系に変えてみる?」と問があったが
「とりあえず1ヶ月間、薬を止めてみて何の障害が出るか試して見ますわ。」と
言って自ら人体実験することにした。
帰り際に「良いお年を」と先生に声を掛けられ、「そっか、もう年が変わるんだね。
来年もよろしくお願いします。」と言って診察室を後にしました。
ひょっとすると肥満で胃や喉を圧迫しているだけかもね。