2006年12月21日(木)


退院の朝を迎えた。
なぜ、今日にしたかと言えば、退院の患者さんが週末に集中するため、手続きに時間が掛かり、お昼頃にならないと請求書が回ってこないのを見ていたためと、明日がちょうど学校の終業式なんで前日の今日を選んだ。ようは子供たちが学校に行っている間に済ませようという考えです。


そういえば、先週の土曜日に請求書がなかなか回って来ず、頭にきたおじさんが看護士さんに吠えていた。全く、いい歳こいて恥ずかしいおっさんだこと。


さて、回診も終わり、身の回りを片付け、いつ請求書が来ても良いように準備を進める。10時過ぎに嫁さんと義父が迎えに来てくれた。その直ぐ後に請求書が来て嫁さんに頼んで支払いと退院の手続きに行ってもらった。


全て終了し、隣の方に挨拶し、スタッフステーションにいた方々に挨拶し病院を後にする。途中、ドラッグストアーに寄り、ドレーン跡の穴に貼るバンドエードを買って行くが、買い物中に低血糖状態になりかけて慌てて自宅へ行く。
(この時点でドレーン跡は完全塞がっていません)


この日は自宅の布団でゆっくりしたのと、久しぶりにパソコンをさわり溜まりに溜まったメールを読む。ほとんどが迷惑メールだが...
医大の評価ですが、主治医のS先生もN先生も手術の腕は良いように思います。また、看護士さんも若い方が多く、綺麗な方が多かった。そんな綺麗な方々に座薬を入れてもらっていたことを考えると恥かしいかも。
闘病記でも度々書きましたが、ネットで読むと術前に念入りに検査をしたりしてますが、ここは資料が揃っているなら余計な検査はしないようです。患者からするとお金が掛からずありがたいのですが、本当に良いの?という一抹の不安もあります。
また、闘病記を読まれて食事の部分で「あれ?」と思われる方もいると思います。そうです、ここの食事は消化器患者専用の食事がありません。正直、病院から渡された”術後の生活に関するパンフレット”でできたら避けたい食材に入っているものばかり出てきます。消化器切除を受けた患者は食事面が一番心配なのです。しかし、医師や看護士はその辺に対する感覚が少々麻痺しているようの思えました。と、多少の苦言はありますが私自身は大変感謝しています。
ちなみにこの話は退院日に担当の看護士さんに話しました。そしたら、自分で渡したパンフレットを見ながら「そういえばそうですね、私もミーティングで話しますが、○○さんもお手紙書いて下さいよ」と言われた。おいおい、今まで気づいてなかったのかという感じです。


この日の体重:88.0Kg
朝食:ご飯、味付けのり、和え物、味噌汁、牛乳
来客:嫁さん、義父
入院費用:健康保険適用で自己負担は38万円、内保険適用分は36万円弱でした。